年末ということで今回は
「この1年間を振り返ったWebマーケティングのビッグニュース」
を事業主目線で5つに絞ってお届けします。
単なる業界トレンドではなく「自社サイト運営・経営にどう活かせるか?」という視点でまとめています。
① Google検索が「被リンクの数」より「内容理解」をより重視する時代に
今年もっとも大きかった変化の一つは、
Google検索が「どんな内容か」をこれまで以上に深く理解し評価するようになった点です。
被リンク(バックリンク)は今でも重要ですが、
- 被リンクの数だけ
- テクニック重視
といった評価は通用しにくくなっています。
具体的には
- ページ単体ではなく、サイト全体の専門性
- 誰に向けた情報かの一貫性
- 運営者が実在し、責任を持っているか
こういった要素が以前よりも明確に順位へ影響するようになりました。
これは裏を返すと「きちんと事業を行い、情報を積み上げている会社ほど有利」という状況になったとも言えます。
短期テクニックで作られたサイトより、
- 実績
- 事例
- よくある質問
- 運営者情報
こうした地味だけど本質的な情報を積み上げているサイトが、安定して評価されやすくなっています。
保守管理で情報更新を続けることが、今までよりももっと検索エンジン側にもより正しく伝わり、有利に働く時代になっています。
② AI検索の普及で「公式サイト」の価値が再評価
ChatGPTをはじめとしたAI検索が普及し「もう検索されなくなるのでは?」と不安に思ったかもしれません。
しかし、実際に起きているのはむしろ逆です。
AIは
- 信頼できる一次情報
- 体系的に整理された情報
- 継続的に更新されているページ
こうした情報を優先的に参照する傾向があります。
結果として、SNSや広告用の簡易ページよりも、「きちんと運営されている公式サイト」がAIにとっても答えの参照元になりやすくなっています。
つまり、HPは「集客装置」だけでなく「AI時代の公式情報データベース」という役割も担い始めた、ということです。
放置サイトと保守されているサイトでは、今後さらに情報価値の差が広がっていくと考えられます。
公式サイトを運営しているみなさまにとっては、まさに朗報です!
③ 集客より先に「信用設計」が成果を左右するようになった
今年、成果が出ていた企業に共通していた点として、広告やSNSより先に「サイト内での信用設計」ができていたことが挙げられます。
- 料金や流れが明確
- 問い合わせ前の不安がFAQで解消されている
- 更新日が新しい
- 今も事業が動いていると分かる
これらが整っているだけで、同じアクセス数でも成果は大きく変わります。
公式サイトは「見てもらう場所」ではなく「不安を解消し、信用してもらう場所」という役割がより重要になっています。
保守管理にて細かい改善を積み重ねていくことが、アクセス数アップと成約率アップにつながります。
固定ページだけでは不足しがちな
- よくある質問
- 実際に多い相談内容
- 取引先や社員からよく聞かれること
これらをブログという形で補足していくことは、SEO・AIOの両面で非常に有効です。
AI生成記事をそのまま使うのではなく、リライトして公式HPに蓄積していく。
この運用は引き続き2026年もさらに重要になると考えています。
④ 生成AI画像が「素材」から「事業表現」へ進化
今年は、生成AI画像の使われ方が大きく変わった一年でした。
以前は「それっぽいイメージ画像を作るツール」という位置づけでしたが現在は
- 自社サービス専用のビジュアル
- 実写では撮れない工程説明
- 採用やブランディング用の世界観表現
など、事業内容を伝えるための表現手段として活用され始めています。
特に
- 写真素材が不足しがちな業種
- 施工中や裏側を見せにくい業種
では、AI画像によって説明力が向上した事例も増えています。
重要なのは「AIっぽさ」ではなく「事業内容への理解が深まるかどうか」です。
業界によって差はありますが、中小企業では、まだ十分に活用されていないケースも多く、2026年に向けて差別化の余地は大きいと感じています。
⑤ 生成AI動画で「伝えきれなかった価値」が可視化され始めた
今年後半、特に増えてきたのが生成AIを活用した動画の実務利用です。
派手な広告動画というよりも、
- サービスの流れ説明
- 初めての方への安心材料
- 文章では伝わりにくい価値観
こうした「営業補助」「不安解消」を目的とした動画が実際に成果につながっています。
テキスト+画像+動画がそろったサイトは、リッチコンテンツとして今後さらに強くなっていくでしょう。
AIでテキスト生成 → 音声・アバター連携 → 動画生成 → ショート動画展開
といった流れは、推測ですが、2026年さらに加速していくと思います。
個人的なニュース
いや~・・・ぶっちゃけ不安でした。
僕のメイン事業は企業のコーポレートサイト=公式サイト=HP制作ですが
「AIの進化で意味無くなるかな?僕の仕事は無くなるかな?」と。
しかし、2026年はもっと公式HPの重要度が増すと判明 → 自信が付きました。
2026年もアクセル全開で突き進んでいきます。
みなさまのおかげもあって、売上も右肩上がりで好調です!
その証拠の1つとして、2025年11月ココナラにて、🏆️1位/約2万件中になれました。
※前回は🏆️1位/1万件中でした。
なぜか?
それはAIのビッグウェーブに上手く乗れたからです。
- より早く・正確に・高品質なWeb制作
- コンテンツ発信
- AI✕Web制作ノウハウを教えるコンサル
など、AIの恩恵を受けまくれたからです。
AIは人類最後の発明と言われており競争激化しておりますが、まだまだこんなもんじゃないです。
ビジネスモデル構築・プレゼン資料制作・議事録まとめなど、AIの企業活用なんてまだまだ浸透しておりません。
Web制作者のAI活用もまだまだだなと、肌身で感じております。
つまり、まだまだチャンスだらけです!
・・・あ!
そんな便利なAIに気づき始めた企業と投資家たちが群がり、2026年はパソコン・スマホ・関連部品の値上げがメーカーから公式に発表されております。
一部のメモリはすでに去年の約4倍、一部のPCは約20%アップなど値上がり確定なので、今のうちに買っておくことをお勧めします。
・・・ということで、早速僕はメモリ16GB✕2個=32GBにアップデートしてPCに搭載しました。
ChatGPT、Gemini、Figma、ブラウザ、動画編集でフリーズしてしまったからです(汗)
2026年はブラウザタブを同時に3つ使って、もっともっとAIがフル稼働するので、ハイスペックPCは必須になります。
みなさまもぜひ、今のうちにハイスペックPCを買う または ハイスペックメモリに入れ替える など対策することをお勧めします。
僕も「また~、業界が煽って儲けたいんだろ?」と疑いましたが、全力で調査した結果、マジで2年間は値上がりし続けます、たぶん。
つまり、ハイスペックPCでAI活用できる人 / 低スペックPCでAI活用できない人で、さらに格差が生まれます。
あまり触れたくない話題ですが、今や中国もアメリカもホームレス率が急増しております。
ヨーロッパは移民問題で荒れておりますが。
AI格差 → 低スキルのホワイトカラーや新人の仕事が激減&上流組が不動産買う → 家に住めない → ホームレス化
日本のTVでは一切触れていませんが、本当にエグい実態になっております。
なお、日本は仕事案件よりも働き手が少ない逆転現象なのでまだ大丈夫ですが、
AI格差→不動産格差はさらに加速すると思います。
まとめ
2026年もHPは放置せず、コンテンツ追加していき、SEO・AIO狙って売上アップを目指しましょう!
PCや部品購入はお早めに。
AI格差→不動産格差の現実に備えましょう。
今年も大変お世話になりました。
来年も引き続き何卒よろしくお願いいたしますm(_ _)m
それでは良いお年を!
