Webビジネス歴18年目、たくさんのWebサイト(ホームページ)を制作してきました。
※厳密にはグローバルではWebサイトが正解なのですが、日本ではWebサイト=ホームページと認識しているのが違和感ありますが、便宜上日本文化に合わせてホームページと私は呼んでいます。
そこでホームページ制作に辿り着く前に、原稿制作の段階で挫折する方が非常に多くいらっしゃいます。
つまり、ホームページ制作してきた数以上に、原稿を見てきた数の方が10倍くら多いわけです。
そこで常々思うことがあります。
「あ、これは売れないな・・・」
と。
もうね、原稿を見た瞬間に分かるんです。
売れないな~、このままホームページ制作しても良いけど結局売れないから、この方が求める目的・目標を達成できないよな。
じゃあ、改善提案しようかな、となるわけです。
なぜ、売れないなと思うのか?
それは、もうタイトルで答えを言っていますが、おれもこれも詰め込んで複雑な商品にしているからです。
確かに、わかります、そのお気持ち。
スタートアップ、起業、フリーランス時には夢にあふれ、いっぱいアイディアもワクワクして浮かんでくることでしょう。
でもね、お客様はそれほどの熱量はないのです、悲しきかな。
むしろ、ホームページやランディングページやチラシでも3秒しか見てくれません。
なぜなら、この世には腐る程情報も商品も溢れ返っているから、選び放題なのです。
圧倒的に供給の方が多いのです。
ぶっちゃけ衣食住さえあれば生きていけます。
すでに現代人の欲求は先人たち大企業が満たしているのです。
だから、隙間産業、ニッチ分野を狙うしかない = 特化した、尖った、シンプルな商品でしか勝てないのです。
情熱溢れているホームページ制作依頼者は、あれもこれもの商品を掲載したがります。
いや~、読んでいても混乱するし、意味不明になってくるし、結局読むのさえも止めちゃいます。
だから、僕はこうアドバイスします。
「もっと、シンプルに特化した商品にしませんか?」
と。
中には不機嫌になる方もいらっしゃいます。
で、次に僕はこうアドバイスします。
「僕は18年、たくさんのホームページを制作してきたので、裏でどのホームページから売れていて、どのホームページから売れていないのか、アクセス解析で一目瞭然で把握しております。その結果、やはり、シンプルに特化している商品が圧倒的に売れています」
と。
そもそも、あれもれこれも何でもありの商品は理解してもらえないし、そうなればなるほど大企業の商品に近づき、結局大企業の商品をそれなら選択するよ、で去っていきます。
具体的には僕の事例で。
僕が今最も注力しているサービスがホームページ制作です・・・はい、これだけだとありきたりです。
そこでジャンルで特化: WordPress ☓ 会社 ☓ ホームページ ☓ ココナラ集客です・・・はい、特化できました。
でも、甘いので、さらにスキル面でも特化: AI ☓ Figma ☓ WordPress SnowMonkey テーマ・・・はい、さらに特化。
まだまだ!サポート面でも特化: 有料テーマ→0円 ☓ 有料素材→0円 ☓ 有料制作元データ→0円 ☓ 有料コンサルティング→0円
制作手段でも特化: 丸投げ ☓ プロデュース制作 (一般的なWeb制作者やWebデザイナーは言われた仕様書に沿って忠実にWeb制作)
正直まだまだ差別化はあります。
プラグイン設定: セキュリティ強化 ☓ SEO強化
マーケティング: SNS連携 ☓ メルマガ連携 ☓ ブログ機能追加
LTV(Life Time Value): 末永いお付き合いサポート(一般的なWeb制作者やWebデザイナーは単発制作で終了するところも多い)
※ホームページは制作して終わりではなく、公開してからがスタートであり、運営・運用で必ず困ることがでてきますし、今後に自信が持てなく不安にもなるので、その悩みを解消する役割をずっと担っていきます
一貫性: ワンストップソリューション(他のWeb制作者やWebデザイナーは一般的に、セールスコピーライティング、コンサルティング、デザイン、コーディング、ディレクション担当者が分かれていますが、僕は全部一人で完結できます)
性格: 基本明るい(ぶっちゃけWeb業界人は暗い根暗な方も多くコミュニケーションが取りづらく、鬱になって逃亡する方もよく聞きます。逃亡は論外ですよね)
成果: 信頼度アップ、売上アップ
キャリア: 18年目(1~10年目が多いです)
ここまで、ホームページ制作に手厚くサポートしているWeb制作者やWebデザイナーは聞いたことがありません。
これは18年という年月をかけてスキルを磨いてきたからこそ、僕にしか提供できない・・・とまでは言えませんが、独自性=オリジナル性が強い商品だと自負しております。
もちろん、上には上の大先輩の方々がおりますので、そのようなスーパープレイヤーの神々には敵いません。
しかし、大体そのようなスーパープレイヤーの神々は大企業にいたり、キャパオーバーになったり、引退していたり、超高単価だったり、先生側になっているので、あまりお目にかかれません。
僕でさえ、先生側になって、Web制作スクールを考えているので、いつまでもプレイヤーではいませんので。
・・・話がだいぶそれてしまいました。
つまり、特化の掛け算して複雑になりました。
そこで、重要だと考えるキーワードを抽出してシンプル化します。
↓
「信頼・売上アップ⤴ホームページをプロデュース制作します。
丸投げOK!18年のプロが検索上位表示SEOに強いHPで支援」
という商品になるわけです。
ね、ぱっと見て、シンプルでしょ?
3秒で理解できるでしょ?
少なくともココナラでは、僕と同じ商品はありませんでした。
かんたんに言えば、み~んな ホームページをなんでも作ります! で特化も掛け算もできていません。
NG事例
「HP作ります。SEOに強いWPHPで支援」
なんのこっちゃ?3秒で理解できません。
HP・・・ホームページ
SEO・・・検索上位表示
WP・・・WordPress
を調べて理解しないといけないのです、解説が15秒必要なのです、だからアウト、ダメ。
特に、専門職の原稿に多いです、専門用語のオンパレードw
もうね、意味不明ですw
でも、本人は気付いていないわけです。
指摘してやっとハッと気づくのです。
あとは、重要キーワードを抽出できていないパターンね。
あれもこれもキーワードつなげすぎて、意味不明。
あとは、抽象性が高い商品もダメ。
「愛されホームページでワクワク魅力的な会社に!」
・・・いやいや、そんなん当たり前w
松屋の牛丼は美味しいです!くらい当たり前w
人に会ったらおはようございます!と言える会社に!くらい当たり前w
もっと具体的に効果・成果をストレートに言えると良いです。
ビジネスアイディア、ビジネスモデル、コンセプト、キャッチコピー、独自性ある商品・・・まぁ、考えないで原稿提出する人が多過ぎるw
で、売れない=僕のせいに一部なるとw
それが嫌だし、ゴミ商品を撒き散らしてもしゃーないし、誰もメリットがない、むしろデメリットしかないのでう、事前に未然に僕がアドバイスして防ぐのがほとんです。
だから、ホームページ制作する前の原稿はしっかりエンジェル投資家なり商品開発コンサルタントに相談 → セールスコピーライターに依頼制作 → ホームページ制作を依頼する。
これが一番良い流れです。
でもね、そんなことWeb制作者もWebデザイナーも絶対に言いません。
だって、原稿見て売れないと思って返却したら、制作につながらないで打ち切りになり、利益にならないからです。
むしろ、売れない原稿でも、煽って制作につなげる悪徳Web制作者やWebデザイナーもいるわけです。
いや、悪徳は僕がそう思っているのであって、実際には役割が違うので原稿がどうだろうと関係ないし、営業するのが仕事なので良いんですけどね。
まぁ、僕は良心が痛むので、僕に制作依頼してくれるなら、原稿改善アドバイスしますよ!っていつも言います。
それがいいところ取りかなって。
結論
商品はとにかく、特化・独自性・シンプルに。
そうすれば、ホームページにその商品を掲載すると、売れるようになります。
SNS、ブログ、チラシでもなんでも売れるようになりますよっと。
売れない商品 → これは売れないな原稿 → ホームページ制作 → 売れない になります。
当たり前ですが。
売れる商品 → これは売れるぞ!原稿 → ホームページ制作 → 売れる になります。
当たり前ですよね。
こんなそもそもの当たり前のことを考えずに、ホームページ制作依頼してくる人が多過ぎる!
ってことを言いたいがために久しぶりにブログを書きまくりましたw
乱文失礼いたしましたm(_ _)m