先日、印刷会社の社長と飲む機会があって、いろいろと悩んでおりました。
特に、お察しの通りデジタル化が進み、紙印刷の需要は減少していきます。
しかし、社長は印刷工場の機械もあるし、社員の雇用も守らないといけないので、デジタル化の波に逆らってでも事業継続しないとならないんだ!と泣きそうな顔でおっしゃっていました(;ω;)
そこで、僕はこう提案しました。
「いや、無理に逆らうからダメなんです。時代に波乗りして、デジタルと融合してみては?」
と。
9割の名刺がショボい or 無難
僕は15年前からずっと今でも思っていることがあります。
それは・・・「9割の名刺がショボい or 無難」ですw
つまり、名刺→見込み客獲得 につながらない名刺ばかりなのです。
「WebサイトのURLがあっても、お客様がわざわざ一字ずつ英語の羅列を打つと思っているのか?」
「なぜ、SNSを掲載していないんだ?」
「なぜ、顔が分かる情報(顔写真、顔掲載SNSやサイトなど)を掲載しないんだ?お客様は名刺もらっても数日で顔なんて忘れるのに」
「なぜ、無料プレゼントや資料請求へつなげるリンクイットのQRコードを貼らないんだ?」
「なぜ、印象に残らせるキャッチコピーがないんだ?」
「なぜ、白・シンプルデザインばかりで、印象に残らせるデザインにしないんだ?」
・・・と、名刺に関して本当に疎いなと日々感じています。
もちろん、大企業でコンプライアンスが厳しい、かつ、大企業の信頼度MAXなら白シンプルな名刺だけでOKでしょう。
しかし、個人、零細、中小こそ規制がゆるいんだし、名刺にこだわるべきでは?と思います。
キャッチコピー考案、デザイン考案、QRコード発行など全てコスト0円です。
この名刺をもらった客を見込み客へと1%でもアップさせるんだ!という気概を感じられないのです。
もちろん、僕も名刺にはこだわっております。
※個人情報満載なので、僕と実際にお会いした方限定でバラ撒いておりますm(_ _)m
印刷会社は「選択と集中 & 高付加価値戦略」の名刺印刷事業をお勧め
僕が今から印刷業界に参入するなら、見込み客獲得につながる名刺印刷に特化します!
あれもこれも印刷してはダメ、アウトソーシングサイトに勝てるわけがない。
今なんて、Canvaでデザイン → そのまま印刷 できちゃいます。
客は印刷に無知なので、安くて、無難に印刷してくれて、スピード納品ならOKがほとんどです。
僕は名刺はプリントパックに依頼して印刷しております。
リピートしております。
理由は安い、高品質、速い、広告予算かけまくっていて信頼性高いから。
つまり、そこら辺の印刷会社はもう外資や大手オンライン印刷会社に勝てないのですよ。
昔からのお付き合いだって、この厳しい不況ですぐに切られますよ、だってみんな余裕ないので。
だからこそ!
「選択と集中 & 高付加価値戦略」が必須なのです。
僕はWeb制作者ですが、Webコンサルティングでこのようなご提案もしております。
東京理科大学経営学部経営学科を卒業→ビジネスコンテストで優勝→Web戦略のコンサルティング も得意なのです。
そのご提案の中で、Webサイト制作のチャンスがたくさん出てくるので、Web制作を中心にしているのです。
そもそも、Webサイトに掲載する原稿を見て、8割僕は絶望するので、やはりWebコンサルティングをするのです。
まぁ、Webコンサルティングに特化しても良いのですが、Webサイト制作も好きなもんでw
印刷業界はデジタル化の波を受け、大きな変革期に差し掛かっています。
特に、従来の印刷事業だけでは収益を伸ばすことが難しい時代になりつつあります。
そこで、今回は「選択と集中 & 高付加価値戦略」を軸にした名刺事業の新たな可能性について提案します。
名刺印刷事業に特化する理由
印刷物の中でも、特に名刺は時代を超えて必要とされるアイテムです。
デジタル名刺が増えてきた現在でも、リアルな名刺が持つ信頼感やアナログならではの効果は依然として強力です。
むしろ、デジタル化が進むほど、紙は貴重であり印象にも残ります!
ニーズの具体例
現代の営業マンやビジネスパーソンは、名刺を単なる自己紹介ツールとして使うだけでなく、SNSフォロワーの獲得や無料プレゼントの配布など、マーケティング施策の一環として活用しています。
その結果、名刺を通じてLINE登録者やメールリストといった「リード」の獲得が可能になります。
ターゲットとする顧客層
名刺印刷事業の主要ターゲットは、日々たくさんの名刺交換を行う法人営業するビジネスパーソンです。
彼らは名刺を使い切る頻度が高く、かつ質の高い名刺を求めています。
だから、印刷会社としては名刺印刷で高単価☓リピート受注できるのです。
差別化ポイント
名刺印刷事業で成功するためには、他社との差別化が不可欠です。
以下の要素を取り入れることで、高付加価値な名刺事業を展開できます。
1. 名刺コンサルティング
名刺デザインやキャッチコピー、掲載するQRコードやリンク内容をカスタマイズすることで、名刺を単なる紙からマーケティングツールへと進化させます。
提携先として、ココナラのデザイナーやマーケティングに強いコンサルタントと連携し、クライアントにとって最適な名刺を提案します。
2. リットリンクの活用

リットリンクのようなツールを名刺に組み込むことで、オンラインでのアクセスやフォローを促進します。
例えば、 リットリンクを活用することで、最新のSNSプロフィールやキャンペーン情報を簡単に共有できます。
解説サイト:
https://www.colorfulbox.jp/media/lit-link/
3. 印刷技術の特化
一般的な名刺だけでなく、3つ折りや特別な加工を施した名刺を提供することで高単価化を実現します。
これにより、一人当たりの顧客単価を引き上げ、リピート率の向上も期待できます。
利益モデル
高単価の名刺を提供することで、一度の注文で十分な利益を確保します。
さらに、名刺という性質上、定期的なリピート注文が期待できるため、継続的な収益を確保できます。
名刺事業がもたらす波及効果
なぜこのような提案をしたかって?
それは・・・僕のホームページ制作やLP制作やWebコンサルティングの契約につながるかもしれないからw
このようなご提案をする → 採用 → それに必要なHP、LP、コンサルティングが生まれる → 僕の出番w
となるからです。
このように僕は企業のWeb事業をプロデュースしております。
企業の悩みに対して、無料相談→提案→制作→クライアントも僕も売上アップというプロデュースの流れです。
もちろん、win-winなので、誰も損しておりません。
- 印刷会社であるクライアントは高付加価値名刺事業ができる
- 僕はHP制作、LP制作、コンサルティングの契約ができる
- 世の中のお客様は素敵な名刺を頂戴できる
ね?
まさに三方よしのwin-win-wiiiiin!!!!! なのです!
まとめ
名刺は単なる印刷物ではなく、マーケティングツールとしての可能性を秘めています。
印刷業界が厳しい状況に直面している今だからこそ、名刺印刷事業への「選択と集中」が新たな道を切り開く鍵となるでしょう。
印刷会社の皆様にとって、この提案がビジネスのヒントとなれば幸いです。
ぜひご検討ください!