質問力は、特にコンサルタント型ビジネスでは、必須能力です。
なぜなら、濃い質問によって、濃い回答を得られるからです。
それに、質問できる人と、質問できない人、どちらが魅力的でしょうか?
どちらが一緒にいて楽しいでしょうか?
どちらが、スムーズにビジネスが進むでしょうか?
もちろん、質問できる人ですよね。
それにも関わらず、圧倒的に質問しない人・できない人が、日本人には多過ぎます。
日本の学校教育で、質問の方法や訓練を受けて来なかったのでしょうがない面はありますが、
しかし、だからこそ、逆張りで、質問力がある人が引き立ちますし、魅力的に映ります。
質問する方は、聞きたいことを引き出せて、新しい知識を得られます。
質問された方は、興味を持ってくれているんだと、嬉しくなるもんです。
確かに、質問過ぎは警察やFBIの尋問みたくなってウザくなってしまいますが、適度で濃い質問頻度ならお勧めします。
例えば、「今までの人生で一番上手く行ったと思うビジネス経験を具体的に教えてもらえますか?」

これを話す時、楽しい想い出がよみがえり、楽しい気分になってもらえる効果と、
自己アピール・自慢効果があるので、スラスラ話してくれて、盛り上がります。
質問する方も、新しい成功例を聞けて、自分のビジネスに取り入れるアイディアがひらめくかもしれないメリットもあります。
これは良い質問です。
「好きな食べ物は何ですか?」

これは良くない薄い質問です。
これを聞いて、何になるのでしょうか?
何を得られるのでしょうか?
友達や料理人ならまだしも、貴重な時間を頂いているセミナー、懇親会、コンサルタント型ビジネスなどでは時間のムダです。
もちろん、その好きな食べ物から、価値提供できるような話題へと広げられる自信があるのなら、OKですが・・・。
ぜひ、あなた自身やあなたの周りの人の役に立つ、濃い質問をして、深い傾聴をして、相手の考えや潜在能力を引き出しましょう!
その回答によって、相手が考えてもみなかった新しい気付きや発見がすることがあり、それに対してすごく感謝しれくるようになります。
濃い質問と深い傾聴の繰り返しによって相手の中に眠る考えや潜在能力を導き出す、これが、いわゆる一種のコーチングです。